グローバルなデータレジデンシー要件への対応
Box Zonesはグローバル企業のデータ保管を支援しています
データの保管場所を制御
Box Zonesは、さまざまな国・地域のデータレジデンシー要件に対応し、グローバルに事業を展開するお客様をサポートします。クラウドにおけるプライバシーおよび制御のレベルを高め、世界中の組織や顧客との連携の際にコンテンツを任意の地域内に格納できるようにしています。コラボレーションは、複数のゾーン(Zone)にまたがってシームレスに行うことができます。ゾーンの追加には追加費用は発生しません。割り当てたゾーンの変更も容易です。エンドユーザーによる操作を必要とせず、関連するコンテンツを自動的に移行できます。Box Zonesは、クラウドを利用するうえでの障壁をなくし、お客様のクラウド導入を支援します。
セキュリティ、パフォーマンス、スケールを意識した設計
Box Zonesは、Boxが提供するプライバシーおよびデータの堅固な保護機能を基盤としています。保存データ暗号化(Data at Rest Encryption)によって暗号化されたコンテンツを世界中の適切な場所に保管できます。ヨーロッパ、アジア、カナダ、オーストラリアにユーザーがいる組織は、ローカルのデータストレージによって各地域内にファイルを保管できます。これにより、国や地域ごとのデータプライバシーおよびコンテンツ保管の要件に対応します。
地域内ストレージによる保管場所の選択
Box Zonesは、任意の地域内にコンテンツを保管できるようにすることで、お客様のデータレジデンシーのニーズを満たします。Boxのパートナーが所有するデータセンターのグローバルなネットワークを通じて、データの保管場所に関する柔軟な選択肢を提供します。また、Box Zonesは、管理者によるコンテンツの保管場所の制御を可能にします。そのため、エンドユーザーは、コンテンツの保管場所を気にせずに異なるゾーン間でのコラボレーションができます。
コンテンツクラウドにより、プライバシーとデータ保護のコンプライアンスに対応
Box ZonesとBox KeySafeを併用することで、オンプレミスのハードウェアの管理負荷を発生させずに、プライバシーおよびデータの保護に関するコンプライアンスを確保できます。Boxは、世界最高水準のデータセキュリティ基準に対応することで、お客様におけるデータプライバシー要件遵守の支援を目指しています。コンテンツクラウドは、デジタルファーストの世界に求められる高度なプライバシーとコンプライアンスへの対応を可能にします。Boxは、セキュアなコンテンツプラットフォームの提供を通じて、お客様が規制やコンプライアンスの要件を確実に満たせるよう支援しています。
主な機能と特長
柔軟性
エンタープライズコンテンツを保管する場所として1つまたは複数のゾーンを指定することで、データレジデンシーのニーズに対応。
グローバルな可視性
選択したゾーンの数にかかわらず、管理コンソールから組織全体を管理。
容易な設定
デフォルト設定のゾーンを割り当てるか、個別にゾーンを割り当てることで、ユーザーを容易に追加。
自動移行
割り当てたゾーンを変更しても、コンテンツへのアクセスに影響を及ぼすことなく関連コンテンツを自動的に移行。
リアルタイムレポート
割り当てられたゾーンの場所を管理コンソールからレポート可能、監査のニーズに対応。
シンプルな価格設定
使用するゾーンの数によって変動しない、予測可能でシンプルな価格設定。