仮想データルームを容易に構築
機密文書の管理・共有をセキュアに
M&Aの事務手続きや契約の交渉、入札などの管理は手間がかかり、市場に出ているほとんどのソリューションは導入プロセスが複雑で、運用コストも高額になりがちです。複雑なプラットフォームにおける複数の入札者との共同作業では、互いの認識の相違や、エラー、さらにデータの漏えいにつながるリスクが生じます。このような業務には、どこからでもコンテンツへのアクセスを可能にするツールと、コンテンツや入札者のプライバシーを保護するセキュリティが必要です。 Boxの仮想データルーム(VDR)は、一元化された環境で案件管理の効率化とリスクの低減を可能にし、案件のサイクルをスピードアップさせます。
ファイルの共有を容易に
場所を選ばず、特定のユーザーとの間で機密文書をセキュアに共有できます。 カスタマイズ可能なアクセス権限と高度なセキュリティ機能により、共有を合理化し、リスクを軽減。チーム全体の業務効率の向上が図れます。
数量無制限の電子署名
ドキュメントやユーザーごとに課金される他社製品にうんざりしていませんか? Boxは、組織全体で利用できる数量無制限の電子署名機能を提供します。 Box Signは、コンテンツクラウドの機能の一部として組み込まれており、追加費用なしで利用できます。
ワークフローの構築と自動化
IT部門に依存せず、ワークフローを効率化。 Box Relayが、予め用意された業務別ワークフローのテンプレートと、テンプレートのカスタマイズ機能を提供し、ワークフローの迅速な実装を支援します。 独自のワークフローを作成することも可能です。ワークフローは、ノーコードで容易に作成できます。
アプリとの連携
連携可能なアプリは1,500以上。セキュアなコンテンツレイヤーが、プロジェクト管理を容易にします。 当社の最先端の技術スタックにより、営業や財務を含むあらゆる部門は、Salesforce、Zoom、Slack、Office 365、ServiceNowなど、多様な連携機能から柔軟に選択できます。
重要なコンテンツを保護
Boxのプラットフォームは、堅牢できめ細かい権限設定および制御機能を備えており、機密情報を保護します。 FINRAやHIPAA、GDPRなどのグローバルな規制に対するコンプライアンスも確保できます。 さらに、Box Shieldが、セキュリティ侵害をリアルタイムで検知し、防御します。
シームレスなコラボレーション
Boxは、効果的なコラボレーション戦略に欠かせない要素として、チームワークのあらゆる場面を支援します。 デバイスを問いません。スケジュールやプロジェクトプランの共同作成には、Box Notesが便利です。 Box Canvasの仮想ホワイトボード、チャット、付箋、投票などの機能を活用したブレインストーミングも可能です。 これらの機能は、Boxのプランに含まれています。
主な機能と特長
場所・時を選ばずアクセス可能
Box上に保存されている全てのVDRファイルに、デスクトップ、モバイル端末など、デバイスを問わずいつでもアクセスできます。
ファイルのプレビュー
120種類以上の異なるタイプのファイルをブラウザでプレビューできます。
フォルダのテンプレート
取引の段階ごと、入札者ごとにフォルダを作成し、ドキュメントを整理できます。
共有とコラボレーション
入札者の招待、ファイルの共有、コンテンツの管理、案件サイクルの参加者とのコラボレーションが可能です。
コンテンツへのアクセスの制御
7つの詳細な権限レベルから適切なものを選択し、ダウンロードの制限やコメントの無効化を設定できます。
コンプライアンス
保持・廃棄機能によって、FINRAやSOXなどの規制を遵守できます。
セキュリティ機能を標準装備
電子透かしや、コラボレータを非表示にするオプションなどの機能により、ファイルへのセキュアなアクセスおよび可視化レベルの設定を可能にします。
パートナー
Boxを活用したパートナーの仮想データルームソリューションが提供されています(例:IpreoのPrismアプリケーション)。
連携
SalesforceやOffice 365をはじめとする1,500以上のパートナー統合の中からアプリを選択し、ディーリングルームを強化できます。
仮想データルームの使用例を探ってみましょう
Ipreo、Boxの導入により仮想データルームアプリ「Prism」を強化
Ipreo社は、Box Platformを導入してPrismアプリケーションを強化しています。クラウドベースの包括的なCFO向けデスクトップアプリケーションであるPrismは、民間企業における規制要件の適切な管理、株主とのセキュアなコミュニケーション、資本調達や流動性イベントの効率的な実施、高度な分析を可能にします。
Box Governance機密データの保護・保持
Box Governanceが機密データを保護し、データ保持に関する業界・地域の規制に対するコンプライアンスを維持します。 また、リーガルホールド機能により、契約交渉やM&A業務によって生じる、訴訟に関わるコンテンツを保持できます。
Box RelayでVDRプロセスを自動化
Boxは、契約交渉やM&A業務の効率化を可能にします。 プロセスの各ステップがわかりやすく、遂行が容易になります。次のステップの担当者には自動で通知。通知を受けた担当者が、割り当てられたタスクを完了します。
VDRアプリをBox Platformでカスタマイズ
堅牢な仮想データルームを構築し、そのユーザーインターフェイスをカスタマイズしましょう。 プラットフォームAPIを利用することで、必要な全てのデータをBoxから直接取得できます。
金融サービスにおけるVDRの活用
金融サービス業務には、仮想データルームが重要な役割を担います。 Boxは、機密情報を含む重要なデータを保護し、場所を問わず、M&Aや契約交渉などの業務の遂行を可能にします。
ライフサイエンスにおけるVDRの活用
ライフサイエンス企業は、臨床研究やライセンス関連のドキュメントのセキュアな共有に、仮想データルームを活用しています。 Boxは、場所やデバイスを問わず、これらのファイルを介したセキュアなコラボレーションを可能にします。